Apr 4
筍御飯と白身魚の黒酢あんかけをお昼に食べました。春の味覚、わたしはこの組み合わせが大好きです。この時期はオーディオに易しく、音楽がいつも以上に伸びやかに響く季節。良い音色に触れるには良いと思います。中でもシューベルトの室内楽は生き生きと躍動することでしょう。
今夜、くまもと森都心プラザホールでピアノ・トリオの演奏会があります。
マーティン・ヘルムヘン(ピアノ)、ヴェロニカ・エーベルレ(ヴァイオリン)、石坂団十郎(チェロ)
ドイツを拠点に活躍する3人の若きスターによるピアノ・トリオ。
ピアノトリオは“音の万華鏡”のようなものです。それぞれたくさんの色を持つ3つの形のかけらが絡み合い、映し合い、次々に新しい姿を見せます。
ゴージャスな音の競演をどうかお楽しみください。
アマデウスクラシックス!クラシック専門アナログ初期LP通販:今日、ピアノトリオ演奏会『音の万華鏡』を聴きに行きましょう via amadeusclassics.otemo-yan.net
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Feb 27
指揮者は確か、ノリントンさんなのだろうけれどもベートーヴェンの《トリプル協奏曲》をNHK交響楽団と共演するために、マーティン・ヘルムヘン(ピアノ)、ヴェロニカ・エーベルレ(ヴァイオリン)と石坂団十郎(チェロ)が集う。その日の演奏会だけではもったいない。せっかくだからトリオとしてツアーを組んで欲しい。
と言う希望の元、三人のコンサート・ツアーが実現したそうです。
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Feb 16
濃密ロマン系のショパン解釈者として揺るぎない人気を誇るフランスのピアニスト、ジャン=マルク・ルイサダ。
彼が2007年に来日した時に録音されたSACD盤が、今日限りのお買い得。来日公演のライヴ録音ではなくて録音セッションを組んでの万全の音。フィリップ・トラウゴットのプロデュースですから、ピアノ・ソロの録音は最高。いったい彼はどのような魔法を使うのでしょう。レッド・シールで彼の名前がクレジットされていたら、ピアノの録音だったら必聴です。
マルチバイ特価(税込) : ¥690
一般価格(税込) : ¥4,190
2012年2月16日(木)までHMVで超特価
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Feb 8
水曜日の熊本は一日、とても良いお天気でしたね。お昼のニュースでは最高気温が4度から6度と伝えていて、厳しそうな印象でしたが青い空の見える晴天で気温の低さはそれほど感じません。明るい午後ですが窓の外の木々の枝は良く揺れています。給食のBGMでしょうか、校舎からはガーシュウィンの『ラプソディー・イン・ブルー』が聞こえてきました。風を通すのに窓でも開いているのでしょう。
一歩一歩
踏み固めながら
登っていくと
一気にそこから
落ちる
ということはない。
ガーシュウィンがオーケストレーションを習得したいと管弦楽法の天才ストラヴィンスキーに会った時に、『君からはお金儲けの方法を教わりたい』と言われています。パリの音楽院にガーシュウィンが音楽の勉強を学びたいと渡欧した時に『君にはもう何も教える必要は無いよ』と返された言葉に、続いて投げかけられた提案だった。『パリのアメリカ人』ガーシュウィンは、このラヴェルの洒落をどう受け止めたろうか。『君は今の通りで十分だ』と受け取ることが出来るラヴェルの言葉は、更にラヴェルが紹介状を書いて引き合わせたナディアからも「ガーシュウィンには生まれながらの音楽的才能がある」と言われている。
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Jan 31
記憶。想い出の時間の中に、その時の音楽も一緒に記録としてとどめてあることがある。思い出話をしている時に、共通の記憶とは別に自分だけの胸の内で再生が開始されている音楽に漂おうとしていることがあります。
或いは、再び訪れた場所で聞こえてくる様な演奏がある。
そういうのは日頃は意識をしていないけれども、通奏低音の様に日々の風音、電車の走行音の間にいつもあったのかもしれない。
誤解されないで欲しいけど。あの演奏は良かったねぇ、音が凄かったねぇ。と言った類いのものではないシューベルトが、これ。
http://amzn.to/xgE0TJ 一度聞いて、この演奏家の解釈、伝えたいことが『うん、分かった!』という録音は、音楽談義の中で次々と(記憶の中で)Qだし出来るのだけれども、そうで無い演奏がマーティン・ヘルムヘンが録音したシューベルトに感じます。
録音は2007年のことですし、進化形の演奏家には次の録音に期待しよう。と言ったコメントをつけることもある。でも、5年経って聞き直してみて。これはこれで良いんじゃない。そう再認識しました。
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Jan 26
クラシック音楽のとりわけピアノ曲、ピアニストが発する音楽が恋しいものにとってペルルミューテルは神々しい存在です。ショパンとモーツァルト、それにラヴェルは中でも極上。彼の音に接している時間はとっても幸せ。
モーツァルトはショパンを弾くように、ショパンを弾く時はモーツァルトを感じながら。と言われています。ペルルミューテルを聴いていると、その先にあるラヴェル、ドビュッシーが感じられます。
ヴラド・ペルルミューテル(ピアノ)
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番、第3番、舟歌
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Jan 21
おはようございます。午後のレコードコンサートの支度をしながら、BSプレミアムで放送のジルベスターコンサートと《コウモリ》を見終わったところです。とは言っても午後11時、12時台は映画『ハッピーフライと』やアニメの時間でしたから、切り替えたのは喜歌劇《コウモリ》の後半から。歌はほとんど無い部分で台詞やりとりでのドタバタぶりを楽しむところ。
しかし本当の楽しみにしているのは、毎週最後におまけにつく音楽ドキュメンタリー『クラシック名曲への道』です。今夜はショパンでした。洗礼日は番組の中でもはっきり説明されていましたけれども、ショパンの誕生日ははっきりしません。想像を交えて良い番組だとたくさんにエピソードがあるのですが、はっきり伝わっていることだけとなると番組作りが大変だったことでしょう。
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Dec 26
ひっそりと生誕100年を迎えていた神童がいた。『ラフマニノフを思わせる』との評判を得て、雄大でロマンティックな演奏で魅了したシューラ・チェルカスキーは1911年に生まれ、1995年12月27日に没した。
晩年は亡くなるまで来日して演奏会を開いたのだけれども、没して16年。話題に上らないのは寂しいものです。(写真の左側がチェルカスキー、右端はエミール・ギレリス)
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Dec 10
リセ・デ・ラ・サールさんは注目してきたピアニスト。12歳の天才ピアニストデビューだったからテクニックは比を打つところは無いのは当然ながら、その個性は“エキゾティックな妖艶”さのあるピアニズムです。naiveからリリースされたデビューアルバムは、カバーの写真は12歳とは信じられない大人の色気を感じさせていました。エロティックでカバーガールにしたいピアニストという素敵さは、ますます濃厚さをましています。演奏に立ち会うだけで、《奇跡のピアニスト》などと説明くどいものは入らないって存在。
medici.tv でのインターネット生中継はノーマークだったけれども、コンサートの放送をFacebookで知ることが出来たのは幸運でした。加えてクイズに当たるとCDがプレゼントされるというのでトライ。新しいCDのプログラムに沿ってのコンサートが、クイズの答えのヒントとなっていました。
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Dec 7
medici.tv で、リーザ・デ・ラ・サール(wiki: リーズ・ドゥ・ラ・サール)のリスト・リサイタルをインターネット生中継。
14歳でデビューして、すぐに来日してサントリー・ホールを沸かせた天才少女は、22歳。エキゾティックな魅力が取り巻いている。演奏を聴き進むうちにそうしたミストを纏う印象です。今年はリスト・イヤーで興味深い演奏にいくつかで合いましたが、ラン・ラン、ユンディ・リーとは違ったパフォーマンスよりも(変な表現かもしれないけど)ゴージャスな熟成を期待させる変化が出てきました。
最新アルバムの流れに沿ったプログラムで、前半はリストの渋い選曲。後半はリストが編曲した華やかな選曲になっています。
前半
- フランツ・リスト:Funérailles – Harmonies poétiques et religieuses, S 173, No. 7
- フランツ・リスト:Ballade in B minor, S. 171
- フランツ・リスト:Après une lecture de Dante: Fantasia quasi una sonata, S. 161/7
- フランツ・リスト:Nuages gris, S. 199
後半
- ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト / フランツ・リスト:Lacrimosa
- ロバート・シューマン / フランツ・リスト:Widmung (Liebeslied) S. 566
- ロバート・シューマン / フランツ・リスト:Frühlingsnacht, S. 568
- フランツ・シューベルト / フランツ・リスト:Ständchen, S. 560/7
- リヒャルト・ワーグナー / フランツ・リスト:Liebestod from Tristan und Isolde